“建築”の記事一覧

世田谷の住宅

世田谷で進行中の住宅プロジェクトの工事が順調に進んでいます。

このプロジェクトは木造の3階建て戸建住宅です。

通常、木造軸組構法では大きなお部屋の幅は2間半(約4..55メートル)が基準ですが、

ここでは構造設計者と何度も相談しながら、

6.55メートルの広々とした空間を作っています。

大空間木造では、木骨フレーム工法やSE工法などといった用語を耳にした事が

あるかもしれませんが

住宅規模ですと非常に高価になりますし、

そのメーカーの基準に合わせる必要がありますので、 他の部分にも制約も出てきます。

今回の計画では、基本的な木造軸組工法を採用しています。

木梁の高さは54cmで大変大きく、鉄骨なみのサイズがありますが

構造梁をそのまま見せて使用し、天井を高くすることで効果的に活用しています。

この建物は準耐火構造となっておりますが 一部では木軸をそのまま見せることで、

優しいデザインを目指しています。

キッチンとリビングダイニングにはオープンな配置を採用し、

畳小上がりも設けられています。

また、大型の収納スペースなども少しずつ形が出来てきました。。

自宅兼用賃貸 年明け打ち合わせ

現在進行中の自宅兼用賃貸物件について打ち合わせを行いました。

3世帯住宅なので各キッチン.浴室などの調整も中々大変です。

この物件はバス通りに面しており、防火地域のため木造耐火建築として設計しています。

工事はやや大変ですが、

床壁サッシ周りを全て石膏ボードで2重に張ることで耐火性を高め

鉄骨造やRC造のような耐火建築とします。

また、

このプロジェクトは3世帯住宅兼用賃貸+耐火木造という変則的な計画ですが、

その分参考になる点も多いと思います。

工事途中と完成時に見学会を開催し、興味を持っていただいた方々に

ご覧いただけるようにしたいと考えています。

 

ただ単に住宅ローンを35年払い続けるのはもったいない。

自宅建て替えと同時に賃貸経営を始めれば、

入居者からの家賃収入で住宅ローンを返済する計画も可能です。

練馬区の自宅兼用賃貸

昨日、現場打ち合わせに行ってきました。

この建物は耐火木造なので進み出しになかなか時間がかかります。

1階床下の木土台にも石膏ボードを2重に張っています。

やっと
耐震金物が取り付けられ、窓の設置下地も完了しました。

屋根の下地には屋根の熱に効果的な遮熱通気パネルが取り付けられております。
まだまだ下地作業が進行中ですが、着実に進んでます。

住宅のプレカット打ち合わせ

世田谷区で設計をしている住宅のプレカット 打ち合わせで横浜にある工務店さんに行きました。

最近、大手プレカット業者の大手2社の倒産などありましたので木材流通状況など聞いて見ました。 今はもうウッドショックの影響は無くなっていて、大手2社倒産は投資の失敗など特殊な例らしいです。

打ち合わせでは、CAD上で決めた形、、 私の希望、考え こんなお絵描きをどう作れば良いかなど  加工の事など相談します。

私たち設計者は”こうしたい”を伝えるまで しか出来ないので、工務店の監督さんやプレカット業者さんそして大工さんの技術によりどう作るか?はかなり変ってきます。   頼りになる仲間がいる事は心強いです。

横浜3住戸ミニマム賃貸

コロナ明け?ム-ドもあり急に忙しくなり

だいぶご報告間が空いてしまいました。

横浜地域で進めていました3住戸ミニマム賃貸がもう少しで完成します。

敷地22.5坪の長屋  1階は1世帯

2.3階はメゾネット住居2世帯

2階はミニマムなスペースを目一杯リビングにして、3階が寝室+浴室 ホテルスタイル?

施主様よりのご要望もあり、今回は洋風スタイルデザインになりました。

11末に会員さま向け見学会を予定しています。

横浜市の長屋

横浜市で小さな長屋賃貸の建築が進行しています。

木軸骨組みが完成、中間検査が行われました。

コロナ+戦争..昨今の情勢でかなり時間的にはロスしていますが

すこしでも良い物件ができる様工務店さんと一緒に集中して

とりかかっています。(コロナはだんだん解放されてくる雰囲気はありますね)

集合住宅としては狭小地ですが上下階を使えるメゾネットタイプしていたり

周りにはあまりない様なお部屋が出来ればと企んでおります。

 

完成時期には見学会などできればな〜

軽井沢建築旅

軽井沢の千住博美術館に行ってきました。静かだけどすごい衝撃を受けました。

外から見てると何も変わったところのないガラス張りの建物。

なんかよく見る建築家のエゴでガラス張りにしちゃったけど、実際はカーテンを閉めっぱなし

みたいな感じに。

大げさなファサードや門もなく、白樺?木々の中をぐるっと迂回させられ

どんな建物だろうと期待させられます。

ユニバーサルスタジオのハリ-ポッタ-ゾーンに入る前に木々の中を延々並ばされ

突然、映画中の世界に迷い込むそんな狙い、、、、

自販機で券を買って建物に入ると突然2枚目のインテリアに遭遇します。

一緒に行っていた息子が『床が斜めなんだ〜』と

写真ではまたく伝わらないとは思いますが斜めと言うよりも

森の中の丘にそのまま屋根をかけたような….山なり??

僕ら建築士には水平垂直はとても大事だし

欠陥建築は床のビー玉が転がるし、何かこぼしたら流れて行っちゃうし……

暗い展示も一部あって見てるうちに水平感覚が狂ってくるような?

 

そんな事は御構い無しに床が山なり…でもこんな建物今までにもあった…かのように

自然でとてもシンプル。(もちろん出会った事はない)

山を登りながら丘を歩きながら景色や花々を見て歩く…床が平らな訳が無いそんな感じ?

建物の使い方の行為?概念を静かに打ち壊している素晴らしい建物でした。

(内部写真は撮れないのでホームページから持って来てしまいました。)

 

神奈川の共同住宅

神奈川で設計させていただきました共同住宅が全て完成、全室入居も完了 カメラマンさんに写真を撮ってもらいました。

私のiPhoneスナップと比べるとだいぶ綺麗かな。

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