今日、都内で小さな4世帯の集合住宅で民間検査期間の完了検査がありました。
木造2階立て
各室に屋根裏収納階(ロフト6帖)があります。
住居者が入るとロフトといっても、ちょっとした部屋なので
寝室/プライベ-トル-ムとして使われている事が多い様で
とても魅力てきな空間です。
ところが近頃、大手住宅メ-カ-が
『天井裏、床下を使って床面積が1.5倍になります』と
似たようなプランで、大々的にCMされたせいで。
行政は、法規の明快な縛りがないロフトについて
取り上げられるようになり
近頃、非常に敏感になっています。
屋根裏収納は天井高さ140センチ以下.住居専有面積の1/2の広さ
階段は可動はしごのみ認める
とだけ決められていますが
○屋根裏収納なら1Fの天井裏はだめ
○最上階でも軒高さより上でないとだめ
○吹抜けとくっついていたらだめ
○はしごは吹抜け側から上がったらだめ
○140センチよりうえに屋根裏が大きくあるとだめ
などなど……
各検査機関.役所.担当主事がかってに縛りを付けている状態です。
今回も確認申請から完了検査まで『ああでもない.こうでもない』といろいろふりまわされましたが、
やっと今日検査済みいただきました。
行政官僚さまはもっとわかりやすく/どこでも/だれでも
同じ見解が出る様はっきり決めてほしい。
そして、良い物は良い…悪い物は悪い前向きに議論し応じて対応してほしい
//設計者は自分のつくる建物に嘘はつきません//
投稿日:2008年10月21日
カテゴリー:未分類
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