現場の進捗だけでなく、普段感じている事書いてます。
[ちょっと]の思いが垣間見れるかと思います。
鶴見で三階建長屋のプロジェクトが進んでいます。配筋検査に行ってきました。
横浜市は三階以上で基準法の配筋検査があります、珍しいです。
荷重のかかるスラブ耐圧は100ピッチこれは
かなり細かいですよ
基礎梁もあり全体的にかなりゴツい基礎になります。
『木造3階準耐火建築はマンションって表示していいの?』そんな問い合わせから
ネットで検索してみました。
三井ホームの木造マンション『モクション』を始め多くのゼネコンやデベローパーが
木造建築を促進し始めているようです。
なんで促進ししてるの?….それはちょっと置いておいて。
賃貸住宅では、木造はアパ-ト /重量鉄骨以上がマンション 分譲も可能と思っていました。
賃貸家賃もアパ-ト ≦マンション..表示だけでずいぶん違うと聞いていました。
それならアパ-ト とマンションの違い.定義って何なの?
不動産の公正競争規約を見ると
マンション
鉄筋コンクリート造りその他堅固な建物
アパ-ト
マンション以外 と書かれています。
『その他堅固な建物』って何.どこで判断するの??すごく曖昧!
建築法のように、建築基準法.市町村条例.民法など法で縛られている建築士から
見るとあれあれ??
不動産の公正競争規約は誰が決めてるの、曖昧なのは誰が決めなければならいの??
そうも思いますが偉い方に行くのはやめましょう、私は長い物には巻かれとこうという性格なので@@笑
今の実情を大手お部屋探しサイトCHINTAIで検索してみると
『RC(鉄筋コンクリート)造、鉄骨造などで建てられた3階建て以上の共同住宅とされている。
また、木造3階たての建物や軽量鉄骨2階たての建物でもマンションと
呼ばれることがある
基本的に、アパ-トよりも大規模で頑丈な構造の建物–地域や会社により定義が分かれる』
というようなことが書かれている、別でSUUMOさんも調べてみると同じようなことが書かれています。
てことは言ったもの勝って事?
現状は、不動産業者の使う流通サイト『レインズ』の掲載のやり取りの中で自浄作用(忖度)の働きもあり
なんとなくのイメージで進んでいるようです。
皆さんご存知のように、木造建築は大きく見直されてきていまして、鉄骨などと組み合わせたハイブリッド木造では
10階たて以上も続々計画されています。
それだけ構造計算や施工技術が進んで来ていることもあるでしょう。
今後、木造3階たて共同住宅以上を計画される方は木造マンションとして表示できないか?
よく確認して進めてみると良いかもしれません。
神奈川で進んでいました3階建て共同住宅が完成しました。
コロナ禍からウッドショック最後にはロシアウクライナ問題まで
色々な頃がありながら、無事完成しました。
外階段やオートロック外構周り、開放的な良いパターンになったような気がします。
お部屋は大きなリビングダイニングを大きな引戸で個室にも間仕切れる
とても自由で現代的なプランになりました。
収納の棚などを扉で仕切らず出来る限りOPENに、
お部屋を広く見せたり予算削減への試みです。
OSBボードや化粧合板を組んだワークデスクを
作りつけました。
テレワークのデスクとしてロ-ルスクリーンを閉めて使ったり
自由な収納としても、、
先の読めない今だからよりフレキシブルにデザインされています。
杉並で進めている長屋賃貸がもうすぐ 建築検査をむかえます。現場工事は佳境を迎えています。
外観は施主様のテ-マ欧州カントリーのイメ-ジに合わせた明るい玄関周り
玄関は全室自転車を中に入れられる様に 土間を広めに取っています。
壁はOSB合板を化粧で貼り 入居者さんが自由に自転車ハンガ-や棚など 取り付けても良い壁になっています。
2階はロフト吹き抜けのある広々とした1Ldkのお部屋