現場の進捗だけでなく、普段感じている事書いてます。
[ちょっと]の思いが垣間見れるかと思います。
我が事務所の壁には、浮世絵 広重の大はしあたけの夕立が
掛かっています。お金はないので本物であるワケはないけれど、コピーでも素材感のリアルさで絵は買っています。
これは当時の素材や彫り方を受け継ぎ
オリジナルから復刻された、木版画らしい。
本物と比べられないから僕にはわからないけれど
実際に描かれたころの空気や細部まで気を配られた表現
なんとも美しい。
ネットでみつけましたが”実際に木版ですってるところかあるんだ。”と思い購入してみた。
値段も手頃なだし、良い発見でした。 あだち版画
今日、ある会社様に設計業務の提携についてお時間をいただきました。その話の中で”石原さんのデザイナの特徴、強みってなんですか?”と聞かれ、、、一拍時間があいてしまいました。
住宅を設計するならば。わたしは店舗デザインも得意としていますので、住宅の中でも店舗で考えるような遊びのデザインがご提案できたり、一点豪華主義の様な材料の使い方が見せられます。
建築的には新築で軸組構造を得意としていて、大工さんの息子でもあり、木組に長けていますので
木造リフォームなどでも構造から空間を提案できます。
、、とお答えしました。
一拍、、の意味は、お答えしたことは確かにその通りなんですが あれ僕の強みってなんだ! と思ってしまった。
わたしの思うデザインって、
わたしのデザインはミニマルに美しく
新しい形を、既成概念を取り払って、
よく雑誌で書かれているような事はどうでもいい!
施主さまの特徴や趣味、家族との関係、暮らし方、つかいかた、紹介者さまの考えや紹介に至ったコンセプト、敷地の特徴、施工金額、工期、時代の流れ、、、etc
色々なものをシャッフルして、僕がバランスを取る感じ!
わたしのデザインポリシーみたいな物は どうでも良いような?!でもいくつか物件を作って並べて見た時、 なんかいいね!どっか石原さんっぽいよ!
っていわれたら嬉しい。
本当の強みは、
自分を出さず。わたし的に美しい形に近づけるバランス力。
だと思っています。 でもそれって意味わからないですよね!
この事は少しまとめて整理したいと思います。
日比谷ミッドタウンにやっと来れた。 設計士、デザイナーとしては
新しいものは一通り見ておかなければいけないと思いつつ 忙しさにかまけて、なかなか来れなかった。
斬新なデザインが所狭しと並んでいますね!
でも、なぜか六本木よりも 庶民はお呼びでない、感は
弱くて、居心地が良い。
映画館側からの眺めは良いよ、 皇居のお堀が上から観れて!
天ぷら屋さんの立ち食い店が入ってました。
こういうところも雰囲気よくしてるかも?庶民としては、
品川の駅近エリアで寿司レストランの工事が進んでいます。この写真は板さんがいるカウンターになるあたり
頭の上に間接照明で飾る下がり天井が付いたところです。 作りが複雑なので全部鉄板で作られていて。
それがカッタ-の後と溶接のあとで 丁度よく汚されて ロボット的ガンダム的 カッコ良さになりました。
仕上げで木目のシ-トを貼って見えなくなりますけど?