現場の進捗だけでなく、普段感じている事書いてます。
[ちょっと]の思いが垣間見れるかと思います。
小屋裏で作業している職人さん
『かや』を吊っているのではありません!
セルロ-スファイバ-断熱工事が始まりました。
初の試みですが、施主様の御希望で採用しました。
断熱材は今や数が多く何度か使ってみない事には
どれだけの効果が得られるか?
射熱塗装.射熱フィルム.発泡ウレタン.スタイロフォ-ム.
グラスウ-ル.ロックウ-ル
その中でも通気を完全に遮断する事無く熱さ寒さを通さない、
呼吸しながら断熱すると言われているのが
セルロ-スファイバ-
原料はリサイクル古紙を粉砕した綿の様な物
写真で貼っている紙の様なシ-トを
袋状に張り、その中に吹き込んで断熱層をつくるそうです。
欧米ではかなり一般的な様です。
以前に王道の研究会でセルロ-ルファイバ-の実験住宅に
行った事があります、
夏でしたが、かなり涼しくそれと大変静かで
外界から遮断された様な雰囲気がありました。
どれほど効果があるか楽しみ………..
今日は最悪…..
ずぶ濡れになりながらある物件の配筋検査を行いました。
RC物件ですが2階の床型枠が組まれているので
屋根がある様なイメ-ジで来たのですが
雨漏りぼたぼた…….
そりゃそうですよね
コンクリ‐トを受けるわけでプ-ル作っているんじゃないんだから。
さて、液状化マップッて見た事ありますか?
この物件で出しから苦労が多く
液状化赤信号地域で
地盤調査でボ-リング.液状化判定も行いました。
地震以来役所もかなり液状化に過敏で細かいです。
そのとき参考にした液状化マップです。
全国の地図があります。(ちっちゃくてわかりずらいけど..)
全国液状化マップ
http://www.s-thing.co.jp/oyakudachi/ekijyouka.php
東京
doboku.metro.tokyo.jp/start/03-jyouhou/ekijyouka/
去年から工務店などが集まる
建築規制合理化委員会っていう会に参加しているんですが
そこでの情報です、
液状化は国土交通省で評価や情報公開について検討会も行われているらしです。
何らかの評価制度が出来てくるのでしょう。
土地の値段にも反映する様になるんでしょうね!
今週は事務所作業をひかえ、各物件現場廻っています。
ここの物件は上棟して.屋根がかかり.金物をどんどん付けてもらっています。
この黒いV型は木造用制震金物
関東大地震も予想される近頃、地震の揺れを吸収する金物です。
耐震ソフトで配置計算されていますがかなりの数が。
これだけ入っていればだいぶ安心でしょ??
大工さんから『設計屋さんここの屋根は大変だよ』確かに複雑
色々な要素を考慮するとこうなってしまった。
ちょっとカッコいいと思いけど??
この物件では通常ついているプラスチックの雨樋が屋根と一体になっています。
もちろん縦のパイプはありますけど。
雨が降るから樋がつく…そんな当たり前がゴチャゴチャ不規則になっていくから
ちょっとだけでも整理したい。。
先日、木造アパ-トのつな張りを確認しに行ってきました。
土地有効活用のため目一杯建てているので
最初の確認は重要です。
ここは地盤が斜め.道路斜線緩和(天空率)を受けているのでさらに
かつかつ
全体を25mm移動してもらう事にしました。
建築では10や20どうしても狂ってくる事が多いのですが
店舗.内装など細かな仕事しているせいか
ついつい数字が細かくなってしまいます。
余裕が無さ過ぎて、工務店さんを苦しめる事も??
木の貫を打ち色糸で柱の芯を出しています。
高さと水平方向をまとめて出してくれています。
この次は掘削工事へと進んで行きます。
近頃は、ほぼ同時に工事がいくつも進んでいるので
ちょうど毎週の様に基礎配筋チェックに行っているところです。
チェックは
仕様は図面ですべて書いてありますが
現場で勘違いしていないか…
図面では見えてこなかった不具合が無いかを確認していきます。
やっぱり現場に行くと1つは何か発見します。
図面は50%現場確認調整は50%紙だけでは良い物は立ちません!
職人さんと話をして現場がどういう雰囲気なのか
どんな事に気を付けるべきかそんな事も大切です。
最近は構造事務所との連携がうまくいっているので
プランで無理している箇所など
構造側でかなりホロ-してくれています。
現場で配筋を見るとあらためてここまで
厳重にやってるんだと感心します。